荏原グループは、CSR方針に定める「安心・安全な、働きやすい職場をつくります」に基づき、当社の従業員をはじめ協力業者等も含む荏原グループで働く人すべてに対し、ワークライフ・バランスの実現や心の健康づくりを含む安全衛生が何事にも優先する職場環境を構築・維持するため、次のとおり安全衛生方針を定めます。
<b>1. 安全衛生の優先</b>
役員、従業員をはじめとする荏原グループで働く人すべてが、安全衛生がすべてに優先することを認識し、労働災害の撲滅を図ります。
<b>2. 安全衛生マネジメントシステムの整備・実行</b>
安全衛生管理体制を整備し、リスクアセスメント等に基づく効果的なマネジメントを継続的に実施、改善します。
<b>3. 安全衛生意識の向上</b>
事故・災害防止活動の徹底や、KYT(危険予知訓練)等の安全衛生教育の充実を行い、安全衛生意識の向上を図ります。
<b>4. 法令の遵守</b>
労働安全衛生法等の安全衛生関係法令及び社内の安全衛生関連規定を遵守します。
2020年1月1日
代表執行役社長 浅見 正男
従業員一人一人が心身ともに健康であることを目指すため、健康経営推進に向け た安全衛生計画を作成し、PDCA サイクルを運用します。 各事業所の安全衛生計画は、荏原グループ全社の安全衛生活動の推進を図る中央 安全衛生委員会にて審議した上でサステナビリティ委員会に報告され、全社横断で の継続的な改善に取り組みます。
また、労働安全衛生法による50人以上の事業所だけでなく、49人以下のすべての拠点で「従業員の意見を聴取する会」を毎月1回開催し、労使で意見交換しています。そこから生まれた有効な施策を国内グループ会社に展開しています。
荏原では、労働安全指標を「請負会社を含めた労災・事故を合わせた千人率」とし、2020年度までに8以下にすることを目標に、安全衛生計画を立案・実施しています。
労働災害・事故発生時には、各職場マネージャーが原因分析、再発防止策を作成し、事業所の安全衛生委員会で審議しています。当社は労働安全衛生のパフォーマンスを厚生労働省が発表した日本の休業度数率の平均と比較して良好なレベルです。
荏原は、グループで働くすべての方の安全を確保するため労働災害防止活動に取り組んでいます。
事業所安全衛生委員会だけでなく、各事業所長・カンパニー安全担当部門・労働組合をメンバーとする中央安全衛生委員会を年3回実施し、全社ならびに各事業所の労働安全に関するPDCAや労働安全・衛生に関する審議しています。
また、荏原グループの製造拠点のある全事業所に対し、アンケートによる安全意識の把握と労働安全コンサルタントによる現場における「潜在リスクの洗い出し」を実施しています。労働災害・事故の再発防止のため、事故の状況を全事業所へ水平展開すると共に、災害発生時に労働安全コンサルタントによる「再発防止策立案のポイント」の共有により労災事故の削減に取り組んでいます。
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